電気とは

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電気の正体ってなに?電気とは

原子の構造でも述べた通り原子のもつ粒子に、電気的な性質をもつ正電荷と負電荷の存在がわかりました。ではそれらが実際にどのように作用するのでしょうか。その辺りを詳しく説明します。

全ての物質や空間(気体などが存在する)は原子の結合体である分子が集合してできたものであると、分子と原子で分かりました。そして通常は物質や空間は正電荷と負電荷のエネルギー量は等しく、中性が保たれています。そしてこの中性がなんらかの原因によって、バランスが崩れるときがあります。そのバランスが崩れた状態のことを帯電するといい、正電荷が多い場合は+に帯電し、負電荷が多い場合は−に帯電します。この帯電状態こそが電気の正体といえます。

この帯電した状態は不安定なため、物質は元の姿に戻ろうとします。元の姿に戻るためには、バランスの崩れた電荷の移動が必要です。この電荷が移動するときに電気が流れるというわけです。(通常は負電荷が移動します。)そして電荷のバランスを崩す原因となるのが、外部からのエネルギーです。そのエネルギーとは、熱や光や衝突などです。又、摩擦もエネルギーの一種です。発電は意図的にバランスを崩しているということになります。

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