直流・交流とは?
直流とは?
直流とは、回路中に電流を流す際、流れる電流の方向が常に一定方向である電源のことをいいます。電池からの電気は全て直流電源です。携帯電話などのバッテリーに充電するときは、アダプターを通して充電します。このアダプターは直流になるように変換してくれています。
直流電源の特徴としては、電池でもわかる通り、電気を貯めておく事ができます(交流電源はできません)。電気をバッテリーに貯めておき、携帯用や非常用に幅広く利用されています。又、電子回路などのように、一定方向の電気が必要な装置には欠かせないものとなっています。
交流とは?
交流とは、時間の経過と伴に、電気エネルギーの大きさと方向が周期的にくり返し変化する電源のことです。交流電源は一般家庭のコンセントに使われている電源で、くり返される周期のことを周波数といいます。関東地方では50Hz、関西地方では60Hzの周波数で電力会社から送られてきています。
交流の特徴としては、変圧(ボルト数を変えること)が簡単にできます。又、回転磁界を作ることができるといった特徴があります。